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健全な血液循環を獲得して健康力を高める!

2019.06.20 | Category: カテゴリ01

6月に公開した新しいテクニックは「健全な血液循環の獲得を図る」ものでした。

あなたは「脚がいつもむくんでいる」「夕方になると脚が重くなる」「なんとなく疲労感が抜けない」「手足がいつも冷たい」「のぼせた感じがする」「夜中に脚がつる」など、思い当たる症状がありませんか?

それは『血液循環が良好ではない』ために生じている症状かもしれません。

心臓が一分間で送り出す血液の量は平常時で約5リットル。これは一日にすると、約7,200リットルもの血液が体内を循環している計算になります。7,200リットルといえば、500ミリリットルのペットボトル14,400本分!すごい量です。これだけの仕事を身体のなかで勝手にやってくれているのです。とてもありがたいことですね!この身体の内部で絶え間なくおこなわれている血液の循環が、私たちの健康状態に大きくかかわっているのは言うまでもありません。

気導術では、「気」は「血液」と同じような性質を持っていると表現することがよくあります。どちらも「流れ」「量」「質」を正常に保つことが健康の享受には欠かせない要素です。しかし血液の循環が健康を維持するのに重要な役割を果たしているということは知識としての理解であり、実際にそれが働いているさまを常に感じているという方は非常に少ないと思います。ましてや「気」に関しては、一般的には30歳になっても知識の段階にも至らないでしょう。気や血液の働きを知識や経験として知らなかったら、その存在を想像することすら難しいのではと思います。

東洋医学には、気は血から栄養をもらい、血は気の作用で動くことができるとする「気血」という考え方があり、気と血は相互に影響を及ぼし合っているとされています。これは日々の施術において区別はしますが一緒に診る、すなわち気と血液の双方を意識してアプローチすることが心身の健康力をより高めるのに重要であることを意味します。

6月は、気のパワーを用いて「気血」に力を与えながら、血液循環に重要な身体のポイントを調整することで「健全な血液循環の獲得」を目指したメソッドを公開いたしました。

「何かを食べてその中のタンパク質だけを吸収する」ということができないように、実は身体のなかで「これだけを良くする」はナンセンスナ考え方かもしれません。たとえば、「気を流して通りが良くなったからスッキリした!」という場合も、その一方で血液の流れも良くなっていると考えられます。

そうであるならば、「気血」という考え方を踏まえて、お互いに干渉し合って助け合う相互関係をもつ気と血に対して、あえて双方に意識を向けてアプローチすることは、大きな相乗効果をもたらすことが期待できるのです。

このメソッドの肝は、術者が行う気の操作を患者さまの動脈と静脈の血流にシンクロさせること。

その効果は驚くべきものです!!最近の気導術では以前にもまして驚きの連続ですが、またまた衝撃を受けました!(笑)

言ってしまえば、身体に配置された動脈と静脈のなかを、人の呼吸に合わせて血液がこう流れているを知り、それを意識して気を操作するだけです。それだけでその部位の筋肉は、非常に短時間ですごく良い状態に改善されます。血流を活性するばかりではなく、単純に筋肉を緩める(良い状態にする)のにも非常に使い勝手が良いアプローチです。

ただ患者さまの症状を改善して楽にして差し上げるばかりではなく、根治を目指して患者さまの治る力(回復力)を活性してあげる思いやり溢れるこのメソッド。

患者さまのためを想い、私は日々の臨床で使いまくっております!ここ数日は思い返すと、「こればかりやっていたなぁ」と気づく日が多くございます。(笑)

その場における「楽」だけを提供するだけではなく、相手が治るに至るを加速させ、「あれからすごく調子がいいよ」と言ってもらえる今回のメソッド。

最初に示した症状でお悩みの方、ぜひ一度その効果をお試しくださいませ!!

大井 洋


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